Zetsubō no hate no sengoron : bungaku kara yomitoku nihon seishin no yukue


Hamasaki Yōsuke hencho
Bok Japansk 2024 Yôsuke Hamasaki
Omfang
541 sider
Opplysninger
第1部 座談会 対米従属文学論(「平和」への戸惑い 太宰治「トカトントン」大岡昇平「生きている俘虜」;「戦後的日常」への頽落―「第三の新人」をめぐって 小島信夫『アメリカン・スクール』安岡章太郎「ガラスの靴」;「戦後的日常」の拒絶 三島由紀夫『真夏の死』「憂国」;戦後的ニヒリズムへの「監禁」 大江健三郎「後退的青年研究所」「セヴンティーン」;戦後的ニヒリズムの臨界値 開高健『輝ける闇』村上龍『限りなく透明に近いブルー』;高度成長後の風景 村上春樹『風の歌を聴け』田中康夫『なんとなく、クリスタル』;「国土の荒廃」を読む 石牟礼道子『苦海浄土―わが水俣病』富岡多恵子『波うつ土地』;「ポスト・モダン」の頽落を超えて 高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』島田雅彦『優しいサヨクのための嬉遊曲)第2部 観念的な、あまりに観念的な―戦後批評の「弱さ」について(内なる他者の発見;隠された弱さ;自己を超えるものへの問い;観念のカタストロフィ;滅びぬ自然)
Emner
Dewey
ISBN
9784899920892

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